B2ビッグタオシンデッキガイド 前編
フェイロン計画とタオシンのソルバの表記の違い的にタオシンのソルバは一回場に出さないとダメかと思いきやキジモナで捨てた奴でも生き返ります
— ほよ (@hoyo_warofbrain) 2018年2月4日
B1最初期にどうせボードも目指してなかったので適当に気になる挙動を色々試していたところ、まあまあおもしろめな現象が分かりました。
僕は節穴もいいところなんでフェイロン計画あたり捨てるカスコンボ!うんち!wくらいに流してたんですが禁忌おじ さんが割と戦えそうなアグロデッキを組んでそこそこ話題になっていたみたいです。
しかし出せても所詮デカブツ1体。安定性も高くないデッキは一発ネタ程度の扱いでアニーテンマグその他に押し潰され消えて行ってしまいました…
ところで皆さん、タオシンのソウルバーストLV3の効果はご存知でしょうか?
タオシンのソウルバーストLV3の効果は墓地にある最大コストと1コストの味方ユニットをそれぞれ1体復活させる…ではなく、最大コストと、"最小"コストのユニットをそれぞれ一体復活させるです。
つまり、墓地に高コストのカード2枚のみ存在する状態ならばソウルバーストからキングママモアシュガー同時復活なども可能で、従来の1体しか出せないという、キジモナタオシンの弱点を完全に克服した最強デッキが生まれる可能性は当初からありました。
もちろん問題点はソウルが足りないことです。ユニット以外のソウル補助カードは現在ゴミスペル筆頭の龍風しかありませんし、単純に序盤戦うために低コストユニットカードを入れてしまうと墓地に不純物が混ざってしまいます。
こんなしょうもねー思考をしたっきり忘れていたのですが、4/24にvoidさんのコラムでこんな2枚が発表されました。
麒麟モドキくんはログアウト時追放、タマゴは場に戻るために墓地に不純物を混ぜずに序盤~中盤の盤面維持とソウル確保が可能なスーパーカード2種です。この2枚を見た瞬間、「あっ、ダクラリオを饗宴強化カードとか言ってる奴らは浅瀬だな…」と確信しました。タキニキがご立腹なのもvoidさんが最恐デッキに気付いていないからです。
しかし、B2でこのデッキがタキニキの予想を超えてTierSを取り、環境が破壊され尽くされてしまうのは自明の理なので、B2発売前にこれを広めて事前調整を狙うことにしました。攻略組の力、見せていきましょう👊👊👊
主要カード
・次元修正 キジモナ
言わずと知れた名誉タオシンカード。こいつのログイン効果でユニットカードを捨てることによって場に出すことなく墓地にユニットを落とすことができます。キジモナオバヒキジモナソルバLV3で試合は終わる。
・召喚闇獣 ダクラリオ
ログアウト時に追放されるため、墓地を汚さない2コスユニットカードです。墓地に埋まらないワンゴロウ。
後述のタマゴとの相性も良く、序盤を支えてくれる優秀な2コスユニット。
・次元修正 タマゴマスター
こいつがこのアーキタイプを成立させたといっても過言ではない最強3コスカード。何故か死ぬと3/3で戻ってくるし、もう一回死ぬと多分おそらく4/4になる。もしかしたら3/3のままかもしれない。
このデッキでは倒す手段が無いため、ウォーブレはこいつとキジモナをいかに早く引くかの坊主めくりゲーと化してしまうでしょう。あまりに恐怖…
・龍風
こいつがないとソウルが溜まらない。あまりにしょうもなさすぎるカードだが非ユニットであることに価値がある。
・エス・シミュレーション
沈黙やフェアリーガスなどで墓地に落ちてしまったダラクリオやタマゴマスターを回収するのに必須。キジモナモアシュガーキングママで医、化、生物学の3学問は満たすためタオシンの固有ユニットなどから2学問を補いたい、
・始動計画 フェイロン壱型
4コスト以上のカードを普通に積みたい場合は採用。エス・シミュレーションとの相性も良いし、キジモナを引けず墓地に高コストを埋めることができない場合のサブプランにもなる。こいつを採用する場合タマゴマスターを抜くのもアリ。
・高コストユニット、その他の枠埋めスペル、トラップ
お好みでどうぞ。確定枠以外は割と自由度が高い。
ミラーを捲るためのゲンドウは高コストでなくても採用価値はあると思うし、変形する空間はダラクリオのログアウトが発動せず墓地に不純物が混ざるのでミラーで最も警戒すべきスペルになるでしょう。
飽きたので後編はないです。常闇の梟と陰鬱な死霊術師とケリドウェン待ってます